行政書士の守備範囲は広く、取り扱う書類は1万種類を超えるといわれています。また、手続き先となる官公署も、各省庁、都道府県庁、市・区役所、町・村役場、警察署など多岐に渡ります。
手掛ける業務はいずれも法的効力が強く、幅広い専門知識を備えている必要があるため、行政書士として働くには行政書士試験を受けて国家資格を取得しなければなりません。
また、法律や条例のスペシャリストとして、公的手続きなどに関する相談に乗ったり、コンサルティングを行ったりすることも行政書士の仕事です。
行政書士は、同じ法律関係の資格である弁護士と比べると、私たちの暮らしにより身近な存在であり、「街の法律家」としての側面も持ち合わせています。